とりちらかったもろもろの言葉たち

ちょっと大きめのつぶやきにすぎない戯言をとりあえず書いてみました

月別アーカイブ: 11月 2010

KVSは現代のオブジェクト指向データベース、かも

あくまでもなんとなく、なのだが。

ふと表題のようなことを思いついてしまった。適当なキー値とオブジェクトが関連付けられて格納されている。ごく単純にオブジェクトを格納する(できる)ということはオブジェクト指向データベース(ODB)と言ってもいいんじゃないかと。そう考えれば、リレーショナルデータベース(RDB)よりも高いスケーラビリティと検索の苦手さもまあ納得ができるんじゃないか、ということである。

10年前にオブジェクト指向データベース(ODB)が話題になったが、どれも姿を消してしまった。結局、SQLベースのアクセスができなかったため(そしてその機能性が低かった割に、分かりにくかったため)、企業システムにODBが使われることはまあなかったわけだ。企業システムなんてハッキリ言えば技術などなく、ごく単純な操作を大量に積み重ねるだけなのでオブジェクト化する必要なんてほとんどないからね。

それがクラウドの時代になって、適切なデータストアモデルとしてKVSが出てきたというのはある意味必然かもしれない。企業システム程度の規模では、ODBのような先進性はいらなかったということなのだ、なんてね。

まあ、思いつきで適当なことを主張してみただけなので、あまりマジメにとらないように。